県庁農地整備課は、7月28日と29日の2日間、県内の棚田の現状を把握するため、現地機関や市町村、保全団体の方々のご協力を得て、上伊那地域と南信州地域の現地調査に行ってきました。
棚田をいくつか見学させていただきましたので、全5回に分け、その様子をご紹介したいと思います。
いろいろな市町村が出てきて、いったいどこ?!!となる方(私です!!)は長野県の10広域をご参考にしてください。長野県って広いですね~…。
今回は第一弾です。
■伊那市・横山棚田
長野県庁から約2時間…伊那市「横山棚田」にきました。
傾斜が緩く、田んぼ一枚一枚が広いので、写真では分かりづらいのですが、こちらも棚田に該当します。伊那市横山地区の住民が組織を結成し、稲作のほか、里山や登山道の整備も行っているそうです。
※こちらの棚田には十分な駐車場がありません。また、観光地ではないため、見学の際には近隣住民や農家の方のお邪魔にならないよう、ご配慮をお願いいたします。
伊那市内には、『スマート農業』(先端技術の活用)を推進している棚田や、法人が営農する棚田がいくつかあるようです。棚田だけではなく、農業自体が高齢化に伴う担い手不足の状況にあり、後継者を受け入れるには、農業だけで収入を確立することがキーワードのひとつなのかなと今回の調査を通して思いました。
次回はこちら → 棚田の現地調査に行ってきました②~飯沼の棚田(中川村)~