5月14日(金曜日)長野県上田市にある稲倉の棚田で自動給水栓の設置を行いました。
自動給水栓を設置することで、離れた田んぼにスマートフォンのタップひとつで田んぼに自動で給水・止水ができるようになります。
今回、中山間地域の区画規模が小さい田んぼで、効率よく水管理を行う手法を導入ため、連続する4~5枚の水田を田越しかんがいで自動給水が可能であるか検証していきます。
棚田の耕作道は急勾配で幅が狭いため、水管理が大変です。これがスマートフォンで管理できるようになれば、水管理の労力が大きく軽減されます。
設置は付属のホースを取り付け、給水ゲートで挟むだけなので、ドライバーなどの工具があれば簡単に取り付けられます。
つづいて、操作方法について株式会社farmo(ふぁーも)さんから、説明指導をうけました。
さっそく、スマートフォンと給水ゲートを連携させて、給水ゲートを動かしてみると、みなさんから歓喜の声があがりました。
水位センサーと連携させて、希望の水位や時間を設定しておけば、自動で給水・止水が行われ、大幅な労力削減につながります。
金額は1式75,000円程度で購入ができます。
今回、県内の他地区でも1個所設置し、同じように実証試験を行います。
新しい稲作スタイルのはじまりです!