県庁農地整備課です。
7月28日と29日の2日間、県内の棚田の現状を把握するため、現地機関や市町村、保全団体の方々のご協力を得て、上伊那地域と南信州地域の現地調査に行ってきました。
棚田をいくつか見学させていただきましたので、全5回に分け、その様子をご紹介したいと思います。
今回は第三弾です。
前回はこちら → 棚田の現地調査に行ってきました②~中川村・飯沼の棚田~
第一弾から読む → 棚田の現地調査に行ってきました①~伊那市・横山棚田~
■飯田市・よこね田んぼ
飯田市役所や保全団体の方からお話を伺いました。
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、オーナーを招いてのイベントが中止となりましたが、よこね田んぼのある千代地区の住民のみなさんが交替で田植えや草刈りなどにボランティアで協力してくださり、保全活動を継続できているようです。
高齢化は問題としながらも、意欲的に行動されている様子が伝わってきました。
よこね田んぼで収穫された酒米・たかね錦を使った「よこね」という日本酒が喜久水酒造で造られています。
即席で販売会が開催されました!収益は棚田の保全に使われます。
これは有名な「よこねのねこよ」です。逆から読んでも・・・。
よこね田んぼでは、『案山子(かかし)コンテスト』が開催されていました。題材はオリンピックからテレビや映画の有名キャラクターなどなど!個性的なかかしが並んでいます。
投票は9月20日までだそうですが、この風景は11月頃まで見られるようです。
次回はこちら → 棚田の現地調査に行ってきました④~豊丘村・福島本村棚田~