豊丘村の福島本村棚田では、5月26日(日)に、棚田オーナーによる田植えが行われ、日本酒の原料となる酒米「高嶺錦」の苗を植えました。
6年目の今年は、6組の応募があり、この日は関東や東海地方からも4組10名の参加がありました。
4年ぶりに名古屋市から参加した女性3名のグループは、高校時代に所属していたバレーボール部の監督と一緒に田んぼの中に足を踏み入れると、久しぶりの土の感触に歓声を上げ、ぬかるみに足を取られながらも丁寧に苗を植えていました。
この日は30度を越える真夏日でしたが、参加者の大半がリピーターだったためか、勘が戻るにつれ、徐々に植付けのスピードも上がっていました。 しかし、長時間の手植えはさすがにきつかったようで、時おり腰を伸ばすなど休みを取りながらの作業でした。
昼食時には、餅つき体験も行われ、地元の皆さんが用意してくれた山菜料理や漬物など真心のこもった郷土料理を堪能しました。
今後は、9月に稲刈り、11月に収穫祭が予定されています。