平成31年4月20日(土)。飯田市千代の「よこね田んぼ」で、畔塗体験イベントが開催されました。晴天の中、午後からの作業でしたが、約30~40人が参加しました。
畔塗は、冬期の凍みやモグラなどによって傷んだ畔から水が漏れないよう、泥土を塗り込んで補修する、田植え前の大事な作業です。稲作のうちで最も重労働で人手が必要とされ、表面をきれいに仕上げるにはコツが必要です。
まず、地元の保全委員さんから説明を受けたのち、鍬を手に田んぼに入ります。ベテランの皆さんは、苦も無く畔をきれいに仕上げていましたが、中腰の姿勢や泥に足を取られるなど慣れない状態での作業のため、体力的にキツイだけでなく、表面を滑らかに仕上げるのも難しいとのこと。
作業中には、「この作業を一人二人で行うのは大変」「皆で一緒に作業する大切さが感じられた」などの声もあり、共同作業を通じて、世代を超え、参加者同士互いに交流を深められたのではないでしょうか。
このあとも、5月の「田植え体験」、10月の「稲刈り体験」とイベントが続きます。皆さんもご一緒に体験イベントで楽しみませんか。