12月16日(火)信州棚田ネットワーク情報交換会を開催しました。
信州棚田ネットワークでは、コロナ禍を経て「銀座NAGANOでの棚田フェア」や「信州棚田フォトコンテスト」など、毎年様々な企画に取り組んできましたが、会員が一堂に会する機会は令和2年の「オータムセミナーin千曲」以来、久々の対面での開催となりました。
当日は、11の保全団体と、5市町村の担当者、県職員など、30名を超える方々にお集まりいただきました。
また、遠方の方でもご参加いただけるように、オンライン会議も同時開催しました。

今回は、飯綱町で多角的な事業を展開する株式会社みみずや 代表取締役副社長 滝澤宏樹さんをお招きし、講演をお願いしました。
株式会社みみずや は、同じ学校の卒業生であるお二人で起業され、廃校を活用したフィットネスジム運営や遊休農地での農業、生ごみのコンポスト事業など、多岐にわたる事業を運営されています。

30代という若さで地域活性化に挑む滝澤さんの柔軟な考え方が、「過疎化」や「担い手不足」という棚田が直面する深刻な課題に向き合う参加者にとって大きな刺激となったはずです。
「自分たちの地域でも何かできるかも?」と思えるようなヒントをたくさんいただきました。

初めは少し緊張気味だったみなさんも、グループワークが進むにつれて笑顔がみられるようになりました。
各テーブルで和気あいあいと意見が交わされ、対面だからこそ生まれる熱量を感じる一日となりました。


終盤の質問コーナーでは、「棚田ののり面の草刈りで工夫していることはありますか?」といった、現場を知る者同士だからこそ共有できる切実な疑問が飛び交いました。
普段は保全団体のみなさんはそれぞれの地域で活動されています。
今回の会を通じて、改めて「他の団体はどうしているのか?」という横のつながりや情報交換の重要性を再確認する機会になったかと思います。

情報交換会終了後、短時間ですがささやかな親睦の場も設けさせていただきました。
信州棚田ネットワークの主役は、日々現場で活動されている保全団体のみなさま、そしてそれを支える市町村、今回はお招きできませんでしたが、共に歩んでくださる企業のみなさまです。