県庁農地整備課Yです。
先日福島棚田の田植体験会について掲載しましたが、私も現地に伺いました。
遅ればせながら掲載します💦
5月16日(木)、飯山市にある福島棚田で田植えが行われました。
これは、福島棚田の近くにある飯山市立東小学校が取り組む農業体験によるものです。
東小学校の全校児童は、学習の一環で「福島棚田保存会」の指導のもと、田植えやかかし作り、稲刈り、脱穀などに1年を通して参加しています。
うらやましいことに、毎日の学校給食には棚田米が使用されているそうです。
今年2月には、23年におよぶ地域の棚田を保全する取組が評価され、農林水産省からつなぐ棚田遺産表彰状が贈られています。
棚田には、のどかなカエルの鳴き声に加え、子どもたちの元気な声が響きわたります。
今回は、東小学校の児童や先生のほか、地域の方々や市・県の職員が参加しました。
福島棚田では、飯山市内や斑尾山を眺めながら田植えができます。
福島棚田の石積は、以前一部を修復しましたが、ほとんどが江戸時代の新田開発時に、城の石垣を築く技術をもった職人によって自然石を積み重ねて作られたと伝えられています。
ところで、福島棚田の石積みには『階段』があるのをご存じでしょうか?
(この写真にも写っています ↓ )
崩れる可能性があるので登りませんでしたが、どこに手や足を置こう?!と考えるだけでも楽しい階段です。
歩道からもわかる場所にありますので、探してみてください。
※苗が植えられておりますので、田んぼに入らないようご注意ください。
田植え後は、”福島棚田保存会会長 兼 料理長”をはじめとする地元のシェフたちによる、お料理をいただきました。
福島棚田のお米は、ふっくら粒がおおきいコシヒカリでとってもおいしいのですが、残念ながら一般販売はされていません。貴重なお米をごちそうさまでした!