稲倉の棚田では、5月中旬から代かきが始まりました。
この代かきという作業は、稲苗を植えやすくしたり、稲がむらなく生育する、雑草を防ぐ等々、色々な効果があり、稲作には欠かせない作業の一つです。平地の大きくて、形が整っている田んぼは、乗用トラクターにロータリーやドライブハーローを取り付けて行い、1人で1日およそ20~100a(2千~1万平方メートル)の田んぼを作業することが可能です。しかし、稲倉の棚田は、1枚1枚が小さく、形も様々なため、手押しのトラクターで、その10分の1程度、1~2a(100~200平方メートル)の田んぼ3、4枚が精一杯です。
かなり大変な作業ですが、保全委員会の皆さまは、今月末から始まるオーナーのお田植祭りや、小中学校の田植え体験に向けて、毎日トラクターを動かしています。
では、代かきの様子を動画↓でご覧ください。