2024年10月17日(木)、18日(金)の2日間、長野県上田市で第29回全国棚田(千枚田)サミット㏌上田(以下「棚田サミット」)が開催されました。
棚田サミット1日目、メイン会場であるサントミューゼに、信州棚田フォトコンテスト審査委員会で選出された優秀作品24点を展示し、参加者等による投票で賞を決定しました。
1日目の夕方の式典で発表するため、投票できるのは朝と昼の計3時間と限られた中、350名以上の参加者や保全団体、スタッフのみなさまにご投票いただきました。
式典では、発表の前に信州棚田ネットワーク会長から、ネットワークの役割について説明しました。
結果発表は、投票の多かった上位作品4点をご紹介しましたが、観客席からは、「これ、俺が投票した写真」、「私が投票した写真が一位だった」との声が上がり、お楽しみいただけたようです。
投票していただいたみなさま、ありがとうございました。
入選作品につきましては、改めてこのホームページで公表し、後日賞状や賞品の発送を行います。たくさんの作品のご応募ありがとうございました。
棚田サミット1日目のメイン会場では、様々な展示がありましたので一部ご紹介します。
【棚田ネットワークが取組む棚田パートナーシップ協定の紹介展示】
私がのぼり担当?!でしたが、なぜか姨捨の棚田(千曲市)ののぼりを持って行ってしまいました・・・💦
現在、県立ち合いのもと、企業等と棚田で協定を締結する棚田パートナーシップ協定は12例目となりました。
そのうち稲倉の棚田は最多の7企業と締結しており、今回の棚田サミットでも多数ご協力いただいたようです。
【松本地域振興局による松本管内の棚田(四賀・市野川)紹介展示】
松本地域振興局は、松本管内の四賀の棚田、市野川棚田のPRに力を入れています。
棚田の映像や農産物を紹介しつつ、とてもかわいい会場限定の手作り缶バッチも配布していました。
また、メイン会場向かい側にある商業施設アリオ上田のイベント会場では、10月19日(土)まで棚田サミット連動企画が行われ、稲倉の棚田一色でした。
会場の一角には、信州棚田フォトコンテストの入賞作品24点や、惜しくも入選にはならなった審査員特別賞の作品39点を展示しました。
稲倉の棚田は、長野県の中でも最も活気のある棚田です。
式典の中で、稲倉の棚田保全委員会による活動事例発表を覗かせていただきましたが、発表後には全国から集まった保全団体や市町村のみなさまから質問が飛び交い、棚田に対する熱意や関心の高さを感じました。
信州棚田ネットワークでも、美しい棚田を後世に残せるよう取り組んでまいります。