福島棚田で稲刈り体験! | 信州棚田ネットワーク

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福島棚田で稲刈り体験! 飯山市

2023.10.10

  • 活動報告

農地整備課Yです。

9月23日(土)福島棚田(飯山市)の稲刈り体験会に参加しました。
今回の体験会は4年振りにイベント開催の呼びかけが行われ、一般参加者のほか、飯山市立東小学校の全校児童が参加しました。

今年5月に飯山市立東小学校のみなさんが田植えした五枚の田んぼを、夏の間福島棚田保存会の方々が草刈りや水の管理をしてすくすく育ち、こんなに立派な稲になりました。
今回の稲刈り・はざかけで乾燥させたのち、精米されたお米が学校給食で提供されるそうです。

低学年グループは丁寧に刈っていました(左)
高学年は毎年稲刈りをしているためか、慣れた手つきで刈っていました(右)
その様子を見つめる(?)サワガニ。
サワガニが生息しているということは、水がきれいな証拠です。

刈った稲の束を、はざかけするために根本を麻紐で縛ってまとめます。
「昔の人は稲で括ったんだよ」という保存会の方(左)に指導を受けながら挑戦!(右)

刈り終わった棚田に はざ(棒)を組み、紐でまとめた稲の束をさかさにして二股にして掛けていきます。

飯山市市街地でもはざかけしている田んぼが多く見られ、日本の田園風景の象徴だなと感じます。

飯山市立東小学校のみなさんが作った かかしたちが見守る中、はざかけが完成しました!

稲刈り終了後、休憩小舎さんべで豪華な手作りのお食事をいただきました。
その中でも、握りたての塩むすびは絶品!新米ではないとのことでしたが、一粒一粒が大きく、つやつやで適度な噛み応えがあり、美味しくて食べすぎてしまいました…。

福島棚田のある飯山市は、冬は国内有数の豪雪地帯として有名で、夏も水が豊富で地形や気候がお米を作るのに適した地域であり、コンクールでも数々の賞を受賞し、おいしいお米の産地として知られています。

過去にも作られたお米がコンクールで賞を受賞している福島の棚田保存会の宮川会長に伺ったところ、長年米作りを続けていてもなお、美味しいお米を作るために日々勉強や研究を続けながら耕作を行っているそうです。

棚田の一角にはそばの花が咲いていました。
春に棚田の近隣で行われる 菜の花まつり などに合わせて、福島棚田を訪れてみてはいかがでしょうか。