松本地域振興局 農地整備課のKです。
9月21日(木)に市野川棚田(麻績村)で、ささべ認定こども園(松本市)の園児たちが稲刈りを体験しました。
棚田の保全活動を行うOMIMOが、市野川棚田の一角に「なかよし田んぼ」として体験用の水田を管理しており、毎年子どもたちを招いて体験イベントを開催しているもので、平成23年から始まり今年で12年目の取組になります。
今年の春は、あいにくの雨天で田植え体験が中止となってしまいましたが、この日の稲刈りは、曇りながらもなんとか天候がもち、無事に開催できました。
当日は、こども園の年長さん約60名が参加し、稲の刈り取りとはぜ掛けを体験しました。
園児たちは、刈り取った稲の束を一生懸命運んで、先生に掛けてもらっていました。
作業が一段落すると、園児たちはイモリ、カエル、イナゴなど、田んぼの生き物に夢中。
みんな、田んぼの中を縦横無尽に走り回っていました。若いって、うらやましい(笑)
OMIMOの水田では、「信州の環境にやさしい農産物認証」を取得し、安全・安心で生物多様性に配慮した栽培が実践されています。おかげで、市野川棚田には生き物がたくさん。
子どもたちにとっては、農作業とともに、豊かな環境にふれあう良い機会になったようです。
作業の後には、市野川公民館に移動して、OMIMO特製の豚汁がふるまわれました。
取材班もごちそうになりました。美味しかった〜!
〜~〜 おまけ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
OMIMOさんは、市野川棚田の一部でもち性大麦も栽培しており、ポン菓子に加工して販売しています。
栄養価が高く、サラダやヨーグルトのトッピングにもGood!
麻績村役場前の直売所「あさつゆ」で購入できますので、お米以外の棚田の味も、ぜひお試しください。